アイスクリーム消費量が日本一の地域とは?消費量の動向やよくある質問をご紹介!

アイスクリーム消費量が日本一の地域とは?消費量の動向やよくある質問をご紹介!

アイスクリーム消費量が日本一の地域をご存知でしょうか。この地域では、暑い夏の日にはもちろん、寒い冬でも、年間を通じて驚くほどのアイスクリームが消費されています。

本記事では、日本におけるアイスクリーム消費量の動向や消費量が日本一の地域について紹介します。また、アイスクリームがおいしく感じる温度や寒い地域でアイスが食べられている理由についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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日本におけるアイスクリーム消費量の動向

総務省の「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)」のデータによると、アイスクリーム・シャーベットに対する年間支出は全国平均で約1万円です。

この10年間で支出額は2000円以上増加しており、アイスクリームの消費が顕著に増加している実態が確認されています。これは、スーパーやコンビニで簡単に購入できる利便性や、さまざまな種類のアイスクリームが提供されている状況が背景にあります。

参考:家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)

 

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アイスクリーム消費量が日本一の地域とは?

次に、アイスクリーム消費量が日本一の地域について紹介します。

  • 第1位 金沢市
  • 第2位 さいたま市
  • 第3位 福島市

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

第1位 金沢市

アイスクリーム消費量の全国第1位は金沢市で、アイスクリームの消費額は1万2828円に上ります。この市は10年連続で1位を獲得しており、「アイス王国」として広く知られています。

また、金沢市は、菓子類全般やケーキ、チョコレートでも消費額1位を占めており、スイーツやお菓子好きな文化が根付いている地域としても有名です。

 

第2位 さいたま市

アイスクリーム消費量で全国の第2位にランクインしたのは、さいたま市です。消費量は1万2710円で、金沢市と並び第3位以下を大きく引き離しています。

さいたま市は、金沢市と同じくお菓子全般の消費量が多く、「菓子類」でも第2位に位置しています。さらに、埼玉県は2022年の経済構造実態調査によると、アイスクリームの出荷額で全国トップを誇っており、消費と生産の両面で多くの実績を示している地域です。

 

第3位 福島市

アイスクリーム消費量の全国第3位は福島市であり、消費額は11,632円となっています。福島市は夏の暑さと冬の寒さが特徴で、暖房設備が充実しているため、冬でもアイスクリームを楽しむ人が多い傾向です。

また、福島市はまんじゅうの消費量でも第1位を誇っており、甘いものを好む地域として知られています。これらの特徴から、福島市の住民は季節に関係なくスイーツを楽しむ傾向があると考えられます。

 

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アイスクリームがおいしく感じる温度

北陸地方に位置する金沢市は、避暑地としても名高い都市です。夏の7月〜8月の平均気温は25°C〜27℃と、非常に過ごしやすい気候です。実は、金沢市民がアイスクリームを愛する理由はこの気候にも関係しています。

気温が22〜23℃を超えるとアイスクリームは一段とおいしく感じられ、とくに、25℃前後でそのおいしさが最高潮に達するといわれています。こうした気候条件が揃っているため、金沢市民は季節を問わず、アイスクリームを楽しむ習慣が根付いているのです。

 

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寒い地域でアイスが食べられている理由

暖かい地域ではアイスクリームに対する支出が比較的少ない一方で、寒冷地での支出が高めである実態が確認されています。たとえば、北海道や東北地方、北陸地方などの寒冷地域では、冬の寒さが厳しいため、暖房を使って室内を暖かく保つのが一般的です。

このような地域では、冬でも室内が快適に温められているため、年間を通じてアイスクリームを楽しめる環境にあります。その結果、アイスクリームの支出が増加する傾向が見られるのです。

 

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アイスクリーム消費量 日本一でよくある3つの質問

最後に、アイスクリーム消費量 日本一でよくある質問をご紹介します。

  • 質問1.日本のアイスクリーム消費量は世界で何位?
  • 質問2.日本人が好きなアイスクリームの味は?
  • 質問3.日本で売れている市販のアイス1位は?

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

 

質問1.日本のアイスクリーム消費量は世界で何位?

アイスクリームの消費量は国によって大きく異なります。オーストラリアでは、一人当たりの年間消費量が20.8リットルと非常に高く、世界で最も多いとされています。また、オセアニアや北米、北欧の地域でも消費量は多いです。

一方で、日本の一人当たりの消費量は6.7リットルで、世界ランキングでは20位に位置しており、オーストリアやアイルランドなどと同じ水準です。このデータから、それぞれの国の文化や気候がアイスクリームの消費に大きな影響を与えていることがわかります。

 

質問2.日本人が好きなアイスクリームの味は?

2023年10月に「Statista Japan」が実施した調査によると、29%以上の日本人がバニラ味を好んでいる結果が明らかになりました。欧米で定番のチョコレートやストロベリー、クッキーアンドクリームといったフレーバーも日本で人気を博しています。

一方で、抹茶、あずき、ソーダなど、日本独自の味覚に合った伝統的なフレーバーも根強い支持を受けており、その人気は依然として高いままです。

参考:日本で最も人気のアイスの味 2023年 | Statista

 

質問3.日本で売れている市販のアイス1位は?

森永製菓 チョコモナカジャンボ 150ml

引用:チョコモナカジャンボ | モナカ・サンド | アイス | 森永製菓株式会社

2023年に「Dolphin Eye」が調査した結果、市販のアイスにおいて、売上個数ランキング1位を獲得したのは「森永製菓 チョコモナカジャンボ 150ml」です。この商品は1972年に前身となる「チョコモナカ」が発売されて以来、50年を超える長い歴史を持つロングセラー商品です。

また、ランキングTOP20にはほかにも多くの長寿商品が並んでおり、2位の「エッセルスーパーカップ 超バニラ 200ml」は1994年、3位の「サクレ レモン 200ml」は1985年に登場しました。

さらに、6位にランクインした「ジャイアントコーン 140ml」は1963年に発売され、60年以上も愛され続けている超ロングセラーとなっています。

参考:【2023年最新ランキング】いま売れている「アイス」は?新製品もTOP20内にランクイン! | True Data

 

なお、子供におすすめの市販アイスについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事:【2024年最新】子供におすすめの市販アイス15選|選び方やよくある質問もご紹介!

 

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まとめ

本記事では、日本におけるアイスクリーム消費量の動向や消費量が日本一の地域、アイスクリームがおいしく感じる温度、寒い地域でアイスが食べられている理由について解説しました。

日本におけるアイスクリーム消費量は年々増加傾向にあります。そのなかで、金沢市が消費量の第1位を誇り、続いてさいたま市、福島市がランクインしています。

アイスクリームがおいしく感じる気温は25℃前後とされており、少し暑いと感じる環境がベストです。一方で、寒い地域でアイスクリームが好まれる理由は、暖房が効いた室内での消費や、寒冷地特有の濃厚なミルクが使われたアイスクリームのおいしさが影響しています。

 

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