子供においしいアイスを食べさせてあげたい親御さんも多いのではないでしょうか。市販のアイスには、さまざまな種類があるため、迷ってしまうのも無理はありません。
本記事では、子供におすすめの市販アイスや選び方についてご紹介します。また、よくある質問も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
子供におすすめの市販アイスの選び方
アイスの種類は乳成分の含有量によって異なり、以下の4種類があります。乳成分の量により、濃厚さや後味が異なるため、子供の好みや気分に合った種類を選ぶのがおすすめです。
- アイスクリーム
乳固形分が15.0%以上、乳脂肪分が8.0%以上のアイス。乳脂肪分が多いため、ミルクの味が濃く、後味も濃厚でカロリーが高い
- アイスミルク
乳固形分10.0%以上、乳脂肪分3.0%以上のアイス。軽い後味が特徴で、価格も手ごろなものが多い
- ラクトアイス
乳固形分3.0%以上のアイス。さっぱりした味わいとシャリ感が楽しめる
- 氷菓
乳固形分が少ないか含まれていないアイス。サッパリとした後味でカロリーが低い
子供におすすめの市販アイス15選
次は、子供におすすめの市販アイスについて紹介します。それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.森永乳業「PARM チョコレート」
乳脂肪分8.0%以上の高品質な乳原料を使用した「PARM チョコレート」は、なめらかでコクのある味わいが特徴です。スティックアイスでありながら、カップアイスにも劣らない贅沢な味わいが人気です。
コーティングされているチョコレートが剥がれにくいため、最後まで濃厚なチョコとバニラアイスを一緒に楽しめます。また、コーティングされているチョコレートも濃厚で、子供から大人まで幅広い世代に人気の商品です。
2.森永乳業「ピノチョコアソート」
参考:ピノチョコアソート
森永乳業が販売する「ピノチョコアソート」は、幅広い世代に親しまれているロングセラー商品です。個包装になっているため、食べる量を調整しやすいのが嬉しいポイントです。
また、人の体温で溶けるように調整されたなめらかなチョコレートコーティングがおいしさを際立てています。練乳のコクがプラスされたミルクとの相性も抜群で、口に入れた瞬間に深い味わいが広がります。
3.ロッテ「Doleもりだくさんフルーツ」
ロッテが販売する「Dole もりだくさんフルーツ」は、4種のフルーツフレーバーが楽しめる細身のアイスキャンディです。この商品は季節ごとに異なるフルーツがアソートされ、一口食べるだけで果汁の風味が口のなかに広がります。
16本入りの大容量でありながらも細身の形状のため、冷凍庫での保管も場所を取らず、非常に便利です。大人数でのシェアはもちろん、さまざまな味を少しずつ味わいたい方にもおすすめです。
4.ロッテ「ミニ雪見だいふく」
参考:ミニ雪見だいふく|ロッテ
「雪見だいふく」は、1981年から販売されているロングセラー商品で、コクのあるバニラアイスをもちっとしたやわらかいお餅で包んでいます。このアイスの特徴は、やわらかく弾力のあるお餅とすっきりとした味わいのバニラアイスの相性です。
冷凍庫から出して8分待つとお餅が丁度よい食感になります。また、アレンジレシピも豊富で、天ぷら粉をつけて揚げたり、熱々のトーストに乗せて食べたりなど、SNSで話題になっています。
5.協同乳業「ホームランバー バニラ&チョコ」
「ホームランバー」は、60年以上前に日本で初めて登場したアイスクリームバーで、幅広い世代に親しまれています。バニラには、新鮮な生乳が使用されており、すっきりとした味わいが特徴です。
また、チョコは本格的な味わいで、ビターな風味のなかにも甘みがポイントとして加わっています。さらに、日本初の当たりくじ付きアイスクリームバーとしても知られており、ホームラン賞が出ると豪華な景品がもらえるのも嬉しいポイントです。
6.森永製菓「パリパリバー バニラ」
「パリパリバー」は、チョコレートが幾層にも重なっており、特徴的な縞模様とパリパリ食感が楽しいアイスバーです。あっさりしたバニラが特徴で、大人から子供まで飽きない味わいです。
また、パリパリバーは1987年に販売されて以来、何度も商品改良を重ねて薄いチョコレートの層の食感を引き出しています。1999年にはチョコの品質も見直しされ、さらにおいしさが増しています。
7.明治「うずまきソフト バニラ・チョコ・バニラ&チョコ」
「明治 うずまきソフト」は、本物のソフトクリームのような可愛らしい見た目と濃厚な味わいが特徴のアイスです。コーンの部分には、モナカに似た食感を持つソフトコーンが使用されています。
ミニサイズながら、コーンの最後までアイスがぎっしり詰まっており、満足感が得られます。また、食べ切りやすいサイズになっているため、小さな子供にもおすすめのアイスです。
8.赤城乳業「ガツンとみかん」
参考:ガツンとみかん|赤城乳業
「ガツンとみかん」は、シロップに浸かったみかんのような、懐かしい甘みとほどよい酸味がクセになります。さらに、ジューシーな果肉がぎっしり詰まっているため、果肉感やフルーツのさっぱり感を楽しみたい方におすすめです。
また、氷菓ならではの食感が、暑い時や疲れた時に丁度よいと人気を集めており、冷凍みかんを思わせるシャキシャキとした食感が人気の秘密です。
9.森永製菓「パキシエル」
参考:パキシエル|森永製菓
森永製菓が販売する「パキシエル」は、パキっとした食感の分厚いチョコが最大の特徴です。チョコレートはベルギー産のものを使用しており、チョコレート愛好家から高い支持を受けています。
パキシエルの名前に含まれる「シエル」は殻を意味し、その分厚いチョコレートの殻のなかには、なめらかなチョコレートアイスが閉じ込められています。そのため、食べるとまるで板チョコを味わっているかのような豊かな味わいです。
10.クラシエ「ヨーロピアンシュガーコーン」
クラシエが販売する「ヨーロピアンシュガーコーン」は、可愛らしい花しぼりのバニラアイスにチョコをトッピングし、本格的なサクサク食感のシュガーコーンを使用した逸品です。シュガーコーンは、オリジナルのワッフル生地で作られており、香ばしさだけでなく、サクっとした満足感のある食べごたえが魅力です。
ヨーロッパ風の味わいを堪能しながら、パリっと軽快な歯ざわりが楽しめるトッピングされたチョコもまた、このアイスの特徴となっています。
11.江崎グリコ「パナップ」
参考:パナップ|江崎グリコ
「パナップ」は、甘酸っぱいフルーツソースが底まで入ったさっぱりとしたミルクアイスです。なかには、「スマイルパナップ」と呼ばれるニコちゃんマークをフルーツソースで描いた特別なバージョンがランダムに入っています。
フルーツソースには果物由来の乳酸菌が配合されており、ブドウとイチゴのソースには果汁・果肉が60%含まれています。また、季節に応じて異なるフレーバーがアソートに組み込まれるため、さまざまな味わいが楽しめる人気のアイスです。
12.ロッテ「爽 マルチバニラ」
参考:爽 マルチバニラ|ロッテ
ロッテの「爽」バニラアイスクリームは、シャキシャキとした食感が特徴のカップアイスです。微細な氷が織り込まれており、なめらかな舌触りとシャリシャリした食感で人気があります。
濃厚なバニラの味わいをしっかりと感じながらも、後味はすっきりとしています。4個セットの箱アイスは食べ切りやすく、暑い夏はもちろん、冬の暖房をかけた室内でのデザートとしてもおすすめです。
13.明治「角10棒 アイスソーダ」
「角10棒 アイスソーダ」は、バニラアイスに爽やかな清涼感のあるソーダキャンディーをコーティングした棒アイスです。バニラとソーダの組み合わせがソーダフロートを彷彿とさせます。
角10棒シリーズには、ラムネベースのヨーグルト風味やレモン風味もラインナップされており、幅広い世代に人気のロングセラー商品となっています。
14.ロッテ「カルピスアイスバー」
「カルピスアイスバー」は、世代を超えて愛されるロングセラー飲料であるカルピスのアイスバーです。唯一無二の爽やかな味わいで、シャリシャリとした食感と甘すぎず、ほどよいカルピスの風味が楽しめます。
ファミリーにもピッタリで、幅広い世代に愛されている商品です。氷菓タイプのため、甘すぎるアイスクリームが苦手な方や、お風呂上りにもおすすめです。
15.ロッテ「モナ王」
参考:モナ王|ロッテ
ロッテの「モナ王」は、1995年の発売以来、幅広い世代に愛され続けているロングセラー商品です。しっとりしたモナカの生地により、食べる際にモナカの屑が落ちにくく、食べやすいのが特徴です。
さらに、2022年にはバニラアイスの内容量を見直し、15年ぶりに大幅リニューアルされました。モナカの形状も8山から4山に変化し、持ちやすさと食べやすさが向上しています。
なお、子供が喜ぶアイスギフトについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【2024年最新】子供が喜ぶアイスギフトのおすすめ20選|選び方についても解説します!
子供のアイスおすすめでよくある3つの質問
最後に、子供のアイスおすすめでよくある質問について紹介します。
- 質問1.アイスクリームとジェラートの違いは?
- 質問2.アイスを初めて食べさせる際の注意点は?
- 質問3.赤ちゃんにおすすめのアイスは?
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.アイスクリームとソフトクリーム、ジェラートの違いは?
ソフトクリームは法律上の分類ではなく、製造工程における特定の呼び名です。フリーザーで-5℃から-7℃程度に保たれ、アイスクリームのように完全に固めずにそのまま提供されるのが、ソフトクリームです。
これに対して、アイスクリームの最適な食べ頃温度は-8℃から-14℃ですが、ソフトクリームはやや高めの-5℃から-7℃が適温となります。また、ジェラートはイタリア語で「凍ったお菓子」を意味し、イタリアではアイスクリーム類や氷菓全般を指します。
日本においては、成分によってアイスミルクや氷菓に分類されることがあり、食べ頃温度は-8℃から-10℃程度です。
質問2.アイスを初めて食べさせる際の注意点は?
アイスを初めて食べる際の注意点は以下のとおりです。
- アレルギー成分の確認
アイスクリームには乳製品や卵など、アレルギー反応を引き起こす可能性のある成分が含まれている。初めて食べる場合は、アレルギー情報を確認し、反応を注意深く観察する必要がある
- 適切な時間とタイミングで与える
子供の体調がよく、風邪などを引いていない時がおすすめ。また、初めて食べる場合は、万が一に備えて、病院が開いている時間帯が安心
- 与える量を考慮する
最初はスプーン1杯から始め、子供の反応を見ながら徐々に量を増やす。年齢が低い子供ほど、少量から試すのが望ましい
質問3.赤ちゃんにおすすめのアイスは?
赤ちゃんにおすすめのアイスは、以下のとおりです。
- ヨーグルトアイス
ヨーグルトは腸内環境を整える効果があるため、赤ちゃんに適している。ヨーグルトを使用したアイスはカロリーが低く、さっぱりとした味わいで食べやすい
- フルーツアイスの活用
バナナやイチゴ、ブドウなどのフルーツを凍らせて作るフルーツアイスは、自然の甘みがあり、添加物を避けられる
- 豆乳アイスの導入
牛乳にアレルギーがある赤ちゃんやお腹が弱い赤ちゃんには、豆乳アイスがおすすめ。豆乳は必要な栄養素を提供しつつ、牛乳の代替としても機能する
まとめ
本記事では、子供におすすめの市販アイスや選び方についてご紹介しました。
市販のアイスには4種類あり、乳成分の含有量がそれぞれ異なるため、濃厚さや後味が違います。また、ミニサイズのものや個包装されているもの、くじ付きのアイスなど、子供が喜びそうな工夫が施されているのも魅力です。
初めて、子供にアイスを食べさせる時には、アレルギー成分の有無やタイミング、食べる量に注意しましょう。